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おととしの夏、当店ではオリジナル包装紙を制作し、ギフトラッピングをリニューアルさせていただきました。オリジナルの包装紙は、美術作家の宮田雪乃さんに依頼し、「壺」モチーフにかわいらしくも趣があるデザインが完成。以降、当店自慢の包装紙となりました。
お客様のお声がきっかけでした。
リニューアルから約一年半。ご好評により、たくさんのラッピングのご依頼をいただきました。うけとったお客様から、ラッピングに関するお褒めのお言葉もたくさんいただきました。
ただ、包装紙を使用しないような、小さなギフト用にご用意していた、無地の封筒状のラッピング資材。こちらを受け取った方から、「オリジナル包装紙を使ったラッピングが良かった」とのお声もちらほら…。
そこでこの度、小さなギフトにも包装紙の絵柄をお楽しみいただけるよう、同じモチーフを使用したボックスの作成へ踏み切ったのです。
同じ柄を使用するといっても、紙とボックスとでは、柄の大きさや配置のバランスなどもあり、予想以上の悪戦苦闘…。ベースのボックスのカラーや印刷方法なども吟味しながら約半年の時間が流れていきました。やっと完成した、包装紙と同じ「壺」モチーフをちりばめたボックス。大・小2種類のサイズで登場です。
大|幅200mm×奥行120mm×高さ40mmの長方形
モノによりますが、時計やソックス、財布や眼鏡などに良い大きさです。 グレー地のボックスに、薄い白のプリント。一見無地のように薄くさりげないプリントですが、光の角度によって柄が浮かびあがります。
小|幅95mm×奥行95mm×高さ40mmの正方形
こちらもモノによりますが、アクセサリーや小銭入れ、ネイルポリッシュや石鹸などに良い大きさです。大と同じグレー地のボックスですが、こちらは小さい分、プリントは視認性の高いはっきりとしたホワイトをのせています。
仕上げはリボンを添えて。
ベースのグレーがどんなリボンとも相性が良かったので、あえてリボンのカラーは限定せず、さまざまなリボンを用意してみました。
リボンはメーカーの在庫状況によって、そのときどきでどんなリボンが店頭にあるかが異なるため、カラーなどお選びいただけませんが、ボックスと相性の良いものを吟味して、数種類をご用意することに。どんなリボンで届くのかは、届くまでのお楽しみにしていただければと思います。
最後に。
包装紙制作時も、今回のボックスの制作時も、毎回たくさんの試作を作りながらのとても悩ましい作業でしたが、贈る方にも受け取る方にも喜んでもらえることを想像しながらの楽しい時間でもありました。
オリジナルボックスを使ったラッピングはすでにスタートしています。今回のオリジナルボックスのリリースに合わせて、包装紙でのラッピングも、シールからリボンへ仕様を変更させていただきました。それにより、よりギフトらしさ伝わる見た目でお届けできるようになったと考えています。
贈り物の際は、ぜひ当店のギフトラッピングサービスをご利用くださいませ。