まいにちの仕事と家事と子育て。ただただ忙殺される日々に少し虚しさを感じ始めたこの頃。これではいかんと始めたのが、いわゆる『朝活』です。


早起きできた日には、会社の近くのカフェで自分ひとりの時間を作ることにしました。朝食をとったり、本を読んだり、スマホをさわったり、ただただぼーっとしたり。30分~1時間ほどの短い時間ですが、『やりたかったこと』を少しずつでも消化することで、すっきりとした気分で一日を始めることができます。


いまその『朝活』ではまっているのが編み物。数年に一度のペースで訪れる『編みたい欲』を『朝活』で発散しています。


編み物といっても過去作ったことがあるのは、ただ四角く編むだけのマフラーや小さなポーチなど。どれも自己流でしか作ったことがないほぼ初心者です。今回初めて編み図を見ながらきちんと作成することに。編み始めたのは2月ごろだったのですが、のんびりペースでおそらく出来上がるころにはあたたかくなっているだろうという予想のもと、春夏のバッグに挑戦しました。

編み図と糸。

オンラインで手芸用品を販売されているダルマストアさん(http://daruma-store.jp/)で、かわいいバッグのパターンを発見し、糸と一緒に購入。レース糸をかぎ針でネットのように編んだトートバッグなのですが、サイトに掲載されている写真がとてもかわいかったのと、『私でもできるかな?』と思わせてくれるシンプルな見た目に惹かれてチョイスしました。

1作目、なんとか完成まで。

実際作りはじめると、シンプルに見えても各部位違う編み方で編み分けられていたり、そもそも編み図の見方に戸惑ったりしましたが、編み物が得意な(というかプロの)友人に教えてもらったり、ユーチューブを見たりしながらなんとか完成まで編み進めることができました。久しぶりに編み上げたバッグは少し不格好でしたが愛嬌と愛着がたっぷり!

2作目からはアレンジも加えて。

今回撮影で使用しているバッグは、実はその次に作り始めてた2作目と3作目。緑は友人の出産のお祝いに、水色は姪っ子の入学祝い(もう1か月以上遅れてますが…)に。お祝儀に添えるちょっとした小物のラッピングの代わりに、このニットバッグに入れて渡したいなと思い、編み図よりも一回り小さくアレンジしたものです。小さい分、持ち手の付け方もアレンジして、1本をバッグ本体の両端に取りつけてみました。

2作目からは1作目よりも上達?した分、編み目もきれいで、個人的には大満足の出来に◎。次に何を作るかは未定なのですが、ついつい買いこんでしまったいろんな色のかわいい糸たちを使って、今度は持ち手部分を配色にしたり、またはまったく別のものを作ってみようかと模索中です。

使った道具。

今回バッグを作るのに使用したのは、編み針と糸とハサミやとじ針。あとは編み物マーカー(段や目を数えて印にしたりするもの)だけです。マーカーはかわいいデザインがいろいろとあり、形から入りたい私のような人には嬉しいアイテム。小さな編み物ならなくても困らないのですが、お気に入りの道具があるとより楽しめますよね。

最後に

少ない道具で始められて、特に夏用の糸はボリュームを控えめなのでかさばることなく持ち歩けます。空いた時間にちょこちょこと編み進めるのにもおすすめ。冬のイメージがある編み物ですが、夏の小物からはじめてみるのもおすすめです。