今回は今流行りのワイルドフラワー(ネイティブフラワー)の中からグリーンが綺麗な品種をいくつかご紹介をしようと思います。
切り花やドライフラワーはもちろん、ブライダルシーンでも人気のワイルドフラワーですが、ここ数年で日本に入ってくる品種も一気に増え、鉢物でもよく見かけるようになりました。
ワイルドフラワーとは
ワイルドフラワー(ネイティブフラワー)とはオーストラリアや南アフリカなど南半球原産の植物のことで、暑さ寒さや乾燥などの気候の変化に比較的強い植物が多く、丈夫で力強い印象なのが特徴です。 そのため切り花にしても花持ちが良く、長く楽しむことができます。
ベルセリア(バーゼリア) ピッコロ
ドライや切り花ではよく実が生ったものが出回っていますが、実がついていない状態のものは鮮やかなグリーンと茎の赤色がより際立って美しいです。
アデナンサス クニングハーミル
ふんわりとしたシルバーグリーンの葉が美しい常緑樹。今は寒いので穂先がほんのり色づいています
イソポゴン ドワーフグレー
先の尖った針葉樹のような葉の形状が特徴的ですが見た目に反して触ると柔らかく、動きのある伸び方が面白いです。
花をお店で買ってきて、グリーンは自分で育てたものから少し足して楽しむという楽しみ方もより愛着が沸く花の楽しみ方だと思います。
切り花として、鉢物で、ドライフラワーにして…ぜひ色々な楽しみ方でワイルドフラワーに注目してみてください!
[監修] 小山真沙美/フリーフローリスト
2007年から修行を開始し、フランスにてart de floral diplomaを取得。「お花で笑顔と癒しを届けたい」との想いで、日常のお花からウェディングなどの特別なお花までフルオーダーメイドで対応。ナチュラルなテイストが得意。好きな動物はフェレット。
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