わたしたちの
名品図鑑

aranciato's Masterpiece Book

#3 | 2022.5.18 UPDATE

洋服や靴、鞄など数多くのファッションアイテムの中には流行に左右されず、多くの人からずっと愛されてきた“名品”がたくさん存在します。 アランチェートのアイテムの中からそんな名品をピックアップしてご紹介いたします。第三弾はセントジェームスのあのカットソーです。

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<セントジェームス>のウェッソンとナヴァル

BIRTH
1889
COUNTRY
FRANCE
BRAND
SAINT JAMES

”ボーダー”と言えばこの一枚が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。セントジェームスは1889年モン・サンミッシェルのあるノルマンディ地方で設立され、。古くからイギリスとの交易で栄えたこの土地で漁師や船乗りなど海の男の為のウェアを提供してきました。タグにはその証として、モン・サンミッシェルのイラストと“Ne de la mer(海から生まれた)”というメッセージが記されています。

セントジェームスのウェッソンとナヴァル

セントジェームスのシンボルと言えるバスクシャツ

漁師や船乗りの仕事服として生まれたバスクシャツ。その特徴はしっかりと目の詰まった生地。そして浅い船底のように横に広くあいたボートネック。生地は厚手にすることで風の侵入を防ぎ、長く着用してもへたらないほど丈夫に。すっきりとしたボートネックは実は脱ぎやすさを考慮されたもの。そしてボーダーは海に落ちてもすぐに発見できるようにとかわいらしい見た目ですが、実は実用性を高めたワークウェアなのです。
今回ご紹介する「ウェッソン」と「ナヴァル」はセントジェームスが手掛けるバスクシャツの代表的なモデルです。

セントジェームスのウェッソンとナヴァル

OUESSANT | ウェッソン

セントジェームスの中でも最もポピュラーなモデルがこのウェッソンです。バスクシャツを体現する、がっしり地厚の生地はフランスの自社工場にてつくられたオリジナル。数あるバスクシャツの中でも、セント―ジェームスが一番という方も多い生地です。始めは硬さを感じますが着用し、洗濯を重ねることで身体に馴染んでいきます。
着やすく動きやすいシルエット。そしてプレーンなルックスはコーディネートを選びません。

セントジェームスのウェッソンとナヴァル

NAVAL | ナヴァル

もうひとつの代表モデルが「ナヴァル」。かつてフランス海軍の水兵たちの制服であったことからこの名がつきました。 肩と裾端にかけての白抜きの切り替えになったボーダーが特徴的で芸術家のピカソも愛用し、ピカソボーダーとも言われています。
生地はウエッソンより糸の番手が細く、やや薄手。首元の開きはナヴァルの方が少し広く、身幅、着丈ともにナヴァルのほうがすっきりとしています。白の分量が多い分、ウェッソンよりも爽やかな印象です。

セントジェームスのウェッソンとナヴァル

サイズ選びを楽しんで

どちらのモデルも0-6までの6サイズ展開。(サイズ2のみ取扱いしておりません。)気分に合わせてジャスト~オーバーサイズまで選んでいただけるので色々な着こなしを楽しんでみてください。

セントジェームスのウェッソンとナヴァル

MODEL:OUESSANT | COLOR:NEIGE×BLEU FAIEN | SIZE:3

着古して色落ちしたかのような淡いブルーが印象的なカラーをジャストサイズで。70sを思わせる綿ポリのパンツとスケートシューズでメンズライクに。

セントジェームスのウェッソンとナヴァル

MODEL:OUESSANT | COLOR:NEIGE | SIZE:1

すっきりとしたデニムに合わせてあえてサイズダウン。袖が短くなる特徴を利用して、ブレスレットや腕時計をアクセントにするのも◎

セントジェームスのウェッソンとナヴァル

MODEL:NAVAL | COLOR:NEIGE×MARINE | SIZE:6

一番大きいサイズ6は女性が着用すると程よいビッグシルエットに。トレンドのショートパンツとも非常に相性が良いサイズです。