Shoes Like Pottery(シューズライクポッタリー )
ローカットスニーカー
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Shoes Like Pottery(シューズライクポッタリー)
国内でもごく僅かの工場しか生産することの出来ない、 ヴァルカナイズ製法の最大の特徴は最終工程で 加硫缶と呼ばれる“窯”に入れる(ゴムの中に配合した 硫黄を化学反応させる)という点です。 この製法から生み出される靴には、ソールがしなやかで 柔らかい、丈夫で壊れにくい、美しいシルエットを保てる といった良さがあります。そして何より、 熟練の手仕事でしか生み出せない、精巧で美しい “作りの良さ”が魅力です。そんな“焼き物みたいなくつ (SHOES LIKE POTTERY)”ならではの魅力を、 そして私たちが長年培ってきた“まじめな靴づくり”を、 是非皆さんに伝えたいと考えました。
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焼き物みたいにつくる靴。
熟練の手仕事でしか生み出せない精巧で美しい”つくりの良さ”を感じられる、Shoes Like Potteryの靴。移り行く時代の中にあっても変わらないものづくりがここにあります。
現代では失われつつある、古き良き製法で。
Shoes Like Potteryのスニーカーはヴァルカナイズと呼ばれる製法でつくられています。この製法は焼き物を焼くように、加硫缶と呼ばれる”窯”に入れ120℃で70分間、熱と圧力を加えます。この工程を「加硫」と呼びます。生ゴムの中に配合した硫黄が化学反応を起こし、粘土のような生ゴムの状態から、変形しても、「ちゃんと元の形に戻る」というゴム本来の性質を得ます。
この製法は現代においても大変有用なものづくりであるにも関わらず、現在では、より生産性やコストを重視した機械化された製法に押され、大変貴重な製法となりつつあります。
"疲れない靴"
当店の愛用スタッフ曰くShoes Like Potteryは「長時間履いていても疲れない靴」。
まずはお手持ちのスニーカーをぐいっと曲げて見てください。おそらくここまでは曲がらないはず。手を離すとその反発力もかなりのもの。
こちらのスニーカーは柔軟性の高いゴムを使用しているため、潰れてもしなやかに元に戻り、丈夫さや美しいシルエットを保ちます。
これが歩いた時に足の負担を柔らかげる大きなポイント。
またアッパーとソールの接着部分にも同様のゴム糊を採用。しっかりと密着することで丈夫な靴となります。コバの剥がれにくさ、ソールの減りにくさもたくさんの方に支持される理由です。
生ゴムならではのしなやかで美しいシルエット。
粘土のように柔軟な”生ゴム”は足の形に沿って無理なく馴染み、しなやかなソールを生み出しています。
オーセンティックなルックスだからこそ、しなやかで美しいシルエットが際立ちます。
少しほっそりとしたトゥ。サイド、バックも流れるような美しいラインを描きます。
弾力のあるラバーソールが地面からの衝撃をしっかり吸収します。歩くたびにブルーが覗き、さりげないアクセントに。
ソールに巻いたゴムテープの継ぎ目に乗せられたのはブランドのロゴマーク。それを”シーリングワックス”に見立てて乗せられています。シーリングワックスは元々、ヨーロッパで製造元を証明するために昔から用いられてきたもので、その中に社印を刻印してきた文化があります。その文化にあやかって、丁寧さ、姿勢の証明を表したロゴマークはShoes Like Potteryを理解する大きなヒントとなっています。